必要とされる温度耐性レベルは用途の環境により異なります。時間の経過とともに、様々な種類の材料を使用して、同一または縮小された条件下でより多くの電流を流すことができるように、より厳格な温度要件が必要とされるようになってきました。

コネクターの極端な温度に対する耐性のニーズは、お客様の新しい用途に対するニーズとともに変化してきましたが、同時に、この分野において、プラスチック技術が大きく進化したことに伴い、極端な温度に対する耐性のニーズも変化してきました。1940年代には、約85℃までの温度に耐えうる従来の材料が一般的でしたが、今日、材料技術の進化により、 -40℃～260℃の範囲、またはそれ以上の範囲で機能するコネクターが実現可能となっています。

現在、弊社のエンジニアは、350℃（572℉）の温度に耐える材料を使用する概念設計に取り組んでいます。